「SEO(エス・イー・オー:Search Engine Optimization)」とは、検索エンジンの検索結果に、自分のサイトを上位させる為に、検索エンジンに好まれるようなかたちにサイトをカスタマイズする手法のことです。

しかし、この施策内容にはクリーンなものばかりでなく、明らかに悪質なものも少なくありません。例えば、サイト上に視覚的には見えない文字を大量に盛り込んでいたり、同じサイトなのに検索エンジンから見た時と、ユーザーから見た時とでは違った内容にしたり(クローキング)、大量の外部サイトからのリンクを購入してきたり(ペイドリンク)と様々です。

こういったグレーな施策のせいか、「SEO」といったもの自体のイメージがグレーになってしまいました。そういった背景の中、「これはSEO的に効く」というような胡散臭い都市伝説のようなものが現れてしまったのです。

これは検索エンジン側としても困った話で、そういった誤解を解く為に最近では情報を頻繁に公開してくれるようになりました。

一昔前では考えられないようなことなのですが、昨今の検索エンジンはサイト管理者にフレンドリーです。これは、そうすることによって結果、検索エンジンが潤うことがわかっているからにほかありません。

さて、情報公開してくれている情報の中から、これはといった内容をピックアップして今回はご紹介させていただきたいと思います。

1.サイト内に 重複するコンテンツ があるとペナルティを受ける。

Googleには重複するコンテンツを無視する機能が備わっており、際とサイト管理者側で重複コンテンツを取り除けない場合は、過度にそのことに拘る必要はないとのことです。
もちろん、こういった重複コンテンツを出さないことにこしたことはありませんが、CMSツールを利用されているWebサイトなど、システムによってページを生成しているサイトには多いのが現状です。

2.HTML と XHTML を混ぜて使用するとウェブマスターツールの認証に失敗する。

これはまさにガセネタでしょう。ウェブマスターツールの確認用のメタタグはウェブページのエンコーディングやドキュメントタイプに関係なく利用可能。Googleのテクノロジーは我々が考えるよりも進んでいます。

3.検索結果におけるサイトの評価を高めるためには、何千もの検索エンジンや登録サイトに登録されることが重要だ。

そんなことはありません。実際、登録数の多いサイトでも検索結果の上位に表示されないサイトも存在しますし、その逆もしかりで登録数が少ないサイトでも独自性があり、有益なコンテンツを持っていれば、検索結果の上位に表示がなされます。

4.AdWords や AdSense, Analytics を利用すると、サイトの評価が上がる、もしくは下がる。

これは、私も過去に何度も聞かれたことのある話でしたが、まったくのでたらめです。検索エンジンは広告収入が主な収益源だから、こういったことがまかり通るのでは?と考えられるのかもしれませんが、もし仮にそのようなことがあったとしたら、ユーザーはその検索エンジンを利用してなくなっていってしまうでしょう。それは検索エンジンも望まない結果なはずです。実際のところは、広告費をさけるくらいの規模のサイトであれば、サイトに対して本気である企業が多いわけで、当然SEOと施策も行っているはずなのです。

5.重要なキーワードは、重要なページの重要な場所に出来る限りたくさん詰め込んで、そのページが他のページよりも価値があることに、検索エンジンが気付くようにしたほうがいい。

一昔前の検索エンジンであれば、これは当たっている施策でした。しかし、そうなると不正もやり放題ということになり、結果現在のようなサイト内部だけの評価だけではなく、外部的な要素も踏まえた数百という評価基準にそって判定をしています。

6.XML サイトマップ を使うと、サイトのランク付けが下がる。

そんな話は聞いたことがありません。代理店あたりが使った嘘の方便ではないでしょうか?

7.PageRank は、もはや意味を持たない。

そんなことはありません。もちろんPageRankが全てとも言いません。この要素も数百ある一つにしか過ぎないという考え方が妥当です。少なくとも、Googleがもっている評価軸に照らし合わせて出力されている数字なわけですから、その存在理由はあるのです。また、Googleツールバーで確認できるPageRankは、Google内部が把握している数値とタイムラグがあります。(ツールバーの数値の方が古い。更新が6ヶ月に一度程度の為。)

8.サイトの URL は定期的に Google に登録 しなおす必要がある。

一度インデックスされたサイトを、再び通知する必要がどこにあるのでしょう?その作業は無駄となります。もし仮に検索エンジンクローラーを頻繁に呼び込みたいということであれば、サイトの更新頻度を高める努力をするべきです。

9.一度ランク付けがあがったら、もうサイトに手をつけないほうがいい。

時間はとまらないように、Googleの評価軸も変動があります。そして、競合サイトも日々更新やリニューアルを繰り返すでしょう。そう考えた時、自身のサイトが何も進化や変化がないサイトであったとしたら、そんなサイトが検索エンジン、ひいてはユーザーから見て評価に値するサイトだと思いますか?結果はノーです。

10.正しい (X)HTML の記述は、サイトのランク付けを上げる。

それによって直接的な評価向上はありえないが、サイトを利用するユーザーのシーンが増えるはずです。(様々なブラウザから同様に利用できるというメリット。)それによって、サイトの評価が上がるという間接的な要因はあるかもしれません。

こういった噂を払拭して、もっと「SEO」というもののイメージをクリーンにしていきたいと思います。

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