先日、Googleが開発した「Chrome Frame」というブラウザ用のプラグインをリリースしました。

■Chrome Frame
http://code.google.com/intl/ja/chrome/chromeframe/

このプラグインは、インターネットブラウザのInternet Explorer(インターネットエクスプローラー:IE)を、あたかも「Google Chrome(グーグル・クローム)」の様にしてくれる優れもののプラグインです。

「Google Chrome」とは、Googleがリリースしている、インターネットブラウザソフトで、Webページの描画が恐ろしく早いことが魅力です。

システム的には、IEのエンジンが作動するのではなく、このプラグインによってChromeのエンジンが作動することで、「Google Chrome」なみの処理速度が実現できるようです。

もちろん、この行為にマイクロソフトは遺憾の表明をしていますが、個人的にはブラウザ業界に足並みをまったくそろえるつもりのないマイクロソフトに対して、良い刺激になったと思います。

それでもマイクロソフトは信念を曲げないでしょうね。今までの成功体験というものがそれを邪魔してしまうのでしょうか?

これは、ブラウザだけの話ではないと思うのですが、ハードによるユーザーの囲い込みというものは、既に時代遅れでオープンスタンスがスタンダードにようやく世の中がなってきました。

それが、もう既に死語かもしれませんが、「Web2.0」だったり今風に言うと「クラウド化」というものに形容されてもてはやされていることからもわかります。

当然のことではありますが、マイクロソフトもそのことを認知しており、ハードウェアからソフトウェアへのパワーシフトを行うという発表を数年も前から行っていました。

けれども実際はどうかと蓋を開けてみると、根本は相変わらずといった印象がどうしてもぬぐえません。

オフィス製品は一部Web化という話もありますが、「一部」にとどまっていますし、この期に及んで新しいOSである「Windows7」を今月末にリリース予定です。

OSを自分でカスタマイズする時代に、何故と思わずにはいられませんが、前述したように過去の成功体験が亡霊のように、マイクロソフト内に蔓延しているのではないかと。

同じようなことがゲーム業界でも未だに行われていますが、ハードで縦にバッサリとユーザーを切ってしまうような戦略は、将来を見据えた戦略とはとても思えません。

ただでさえゲーム業界は先細りと言われているのに、今までの歴史を反芻するかのように同じ事を繰り返すのはいかがなものでしょうか?

「歴史は繰り返す」なんて言葉がありますが、ただ繰り返すだけでは芸がないのではないでしょうか?

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