昨年末からもちろん「iPhone」市場は賑やかでした。しかし、ここに来てその勢いは更に増しているようです。

その要因として「3GS」のリリースや、3.1のファームウェアアップデートなどの後押しはあったかもしれません。当然、そのハード面やソフト面の改善や拡張が、その呼び水となったことは疑いようもありません。

ですが、ここに来てのこの爆発成長ぶりには、「iPhone」を利用するユーザー側の準備が整ったことによるものではないかと推測します。

「iPhone」のリリース当初は、そのガジェットの完成度の高さにユーザーが群がっていたように思います。しかし、現在では「iPhone」をツール、媒介として新しい何かをクリエイトするということや、現状の生活をより良くする、補助する、といったように、より明確に根付いたと思います。

それがコミュニケートなのか、作品発表の場なのか、情報共有なのか十人十色なのがまた面白い。無限大の楽しみ方と言えます。

今までもインターネットというものを利用すれば、これらはまかなえていたことです。しかし、四六時中肌身はなさい「携帯端末」として、このアクションが行えるということは生活に革命を与えるほどのインパクトの強いものに違いありません。

これらのことをユーザー側が「気付いた」、「把握した」という表現が当てはまるような気がするのです。

「知っている」ということと、「知らない」ということの差は雲泥のものがあります。話を戦場に置き換えるならば、その差はすなわち死を意味します。それだけ大きな差というわけです。

さて、各社も注目度の高い「iPhone」市場の情報をリサーチしてくれていますので、ここでご紹介させていただきます。

IMJモバイルが9月に、iPhone・iPod touchユーザーを対象に調査した結果です。

■iPhoneユーザーの約8割がiPhoneでサイト閲覧をしており、また約3割のユーザーがサイト閲覧機能を最も利用している。

■ユーザーの9割がアプリをダウンロードした経験があり、そのうち6割のユーザーが有料アプリをダウンロードしている。この中でも人気が高いのはゲームで、有料・無料問わず最も多くのユーザーがダウンロードしている。

■有料アプリを1ヵ月に1回以上ダウンロードしている割合は全体の6割以上にのぼっている。また、10人に1人は毎日ダウンロードしている。尚、ダウンロードした有料アプリの最高金額は、「600円?1,000円未満」が最も多く、「600円以上」という回答が全体の5割を占めている。

PCを利用した有料アプリを使用しているユーザーが、果たしてどのくらいいるでしょうか?何故、「iPhone」だと財布の紐が緩むのか?

そこには即時性、携帯性、ロケーションといった要素が大きく関わっているように思いますが、IT業界だけに留まらずビジネスにおいて今後注目・注力すべき点であることは間違いないでしょう。

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