日々進化を遂げている検索エンジンユーザー
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日本で初めて開催された「AdTech」の壇上で、Googleが語ってくれた昨今の検索エンジンユーザーの動向から、昔に比べて検索エンジンを利用する方のレベル向上が伺えました。一つ一つの要素にクローズアップして見てみましょう。
まずはPCから利用のトレンドです。
■検索クエリー数は、毎年30?40%の割合で上昇
これは単純に検索ボリュームが増えている表れですね。
電通が提唱している「AISAS」の中央の「S」。「Search(検索)」の部分、困ったことがあったら検索を行うという行為が、国民の幅広い層にまで浸透したということなのでしょう。最近のテレビ番組でも、頻繁に検索エンジンを使用したものが流れていますしね。
■検索キーワードは、3?4ワードで検索される割合が昨年より上昇
このトレンドは、顕著に検索エンジンを利用しているユーザーのレベルが向上していることが現れています。数年前までの検索キーワードは、1?2ワードでの検索が大多数を占めていました。それが、3?4ワードになったということは、より深い情報を知りたい、より正確な情報を知りたいという検索エンジンユーザーの心理状態が伺えます。その欲求を検索ワードを増やすことで満たすことが出来るということを理解し、そして有効活用できるようになったのです。
また、もう一つの要因として、検索エンジンの候補キーワードの機能があります。これは、ユーザーがあるワードを入力すると、それに関連付随する候補ワード一覧が表示されるという機能です。これによって、検索ユーザー自身が想定していなかったキーワードでの検索を促してくれます。よって、本来1?2ワードを想定していたユーザーが、3?4ワードでの検索を行う結果を招いているのではないでしょうか。
ただ、それだと完全に検索エンジンに頼りきってしまっているイメージですが、検索エンジンユーザーもそれほどバカではありません。その機能を知って、既にそれを有効活用しているのが現状なのです。
■より具体的なキーワードの増加
(例:ノートパソコンが欲しい場合であれば画面のサイズや用途など)
これは検索エンジンを利用するシーンが多岐に富んでいることの現れです。以前のように単なる情報収集だけの目的で検索エンジンを利用するのではなく、既に欲しい商品の目星は付いていて、その商品をレポートしている口コミを知りたい、その商品をより安く購入したいといったような欲求にならった検索動向なのです。
蛇足ですが、リーマンショックの時期から「格安」「アウトレット」など、価格嗜好性の高まりを示すようなキーワードも増加傾向にあるようです。検索ワードにまで、不景気の波が押し寄せているのですね。なんだか暗い気持ちになってしまいました。

