Yahoo!早くも動画配信事業が黒字化へ
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Yahoo!は今年4月に動画配信サービスの「GyaO!(ギャオ)」を子会社化し、動画配信ビジネスに本腰を入れ始めました。
当初、先行している「YouTube」や「ニコニコ動画」といったサービスに対抗するべく、コンテンツ拡充の意味での子会社化かととも思ったのですが、どちらかというとそういったものは付加価値的な要素だったようで、純粋に動画配信ビジネスを成立させようとしてのものだったようです。
ちなみに、この新たな「GyaO!」の社長となったのはYahoo!出身の川辺健太郎氏、この方は動画配信というサービスにまったく関わったことのない方だったそうです。しかし、逆にそれが功を奏して、動画配信サービスの業界ではセオリーであった、動画作品に対する購入費の一括前払いというものを、動画が見られた回数によって権利を持つ会社に支払うという方法に変更させてしまったのだとか。
もちろん、関係各所からは猛反発も受けたようですが、それは数ヶ月に渡る根気の説得によって、納得をさせてしまったのだそうです。
システマチックな業界において、こんな根性話はレアケースではないでしょうか?もちろんないとは言いませんが、IT業界にはスマートなイメージが根付いていますからね。
現在は、説得に応じてくれた大手映画会社やテレビ局など、総勢70社にも登る企業をパートナーとしています。
先日も、フジテレビジョンと日本テレビ放送網(日本テレビ)との間で業務提携し、両者がYahoo!の子会社である「GyaO!」に出資することで合意したというリリースがなされたばかりです。
この地上波テレビではありえない、フジテレビと日テレのコラボレーションが見られるのも、インターネットならではなのでしょうか?
放送網という枠組み事態、今の時代にはナンセンスなのかもしれませんね。
ただでさえ、多チャンネル化されているわけですから。
昔は地上波しか選択肢はありませんでしたが、今となってはBS、CS、ケーブルテレビ、インターネットテレビ、アクトビラなどなど、様々なコンテンツから見たいものだけをチョイスできる視聴者主体の時代になったと言えます。
当然、これまでもチャンネルの選択権といったものは、視聴者に委ねられてはいましたが、これがコンテンツレベルでの選択にドリルダウンしてきたということなのでしょう。視聴者からしてみれば嬉しい限りですが、提供側は大変になるかもしれませんね。色々と。
例えば、スポンサー企業を見つけてくるのだって一苦労です。だって、スポンサードできる広告枠が数多あるわけですから。
ただ、今まで胡坐をかいていた分野でもあるわけですから、現状の競争社会でもまれることでよりよいコンテンツを生み出してくれるという期待もありますよね。
しかし、未だに古い風習や商習慣を引きずっているような分野があるんですね。もちろん伝統を重んじることは大切だと思いますが、型にはまってしまった考え方では、変幻自在で柔軟性を求める消費者には対応できないのではないでしょうか?

